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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

はのはなし

子供の1人が学校でちょっとした事故に遭い、前歯を強打しました。保健室から夫に、夫から私の職場に連絡があり、急いで帰り支度をして学校に向かいました。今朝は車で職場に行っていましたので当然車で帰って来たのですが、普段から運転が恐いと思い続けている臆病者なので、こんなに気が動転しているときには事故に遭いやすいと思いまして、普段よりも安全運転で帰りました。子供の状態はどんなだろうかと考えて不安になり、子供が不安げに保健室で待っていることを想像して急がなければと焦れたり、どの歯科に行くべきかを考えたり、思考は散り散りになりながらも、ここで事故ってはならない、と前方を行くバスが停留所で止まっていても抜かすことをせずに発進を待ちました。バスと私の車を二台抜きしていったタクシーは私の待機姿勢にイライラしていたことでしょう。

 

保健室に着くと子供は唇を腫らせガーゼをあてられた姿でいました。学校から直接歯科医に向かいました。前歯が骨折しているかもしれないのでレントゲンを撮るためです。レントゲンと診察の結果、今のところ大丈夫とのこと。万が一神経が痛んでいるのなら今後変色が起こりうるので経過は観察要で1週間後に再診することになりました。

 

とりあえず大事ではなさそうでよかったのですが、隣の診察台で歯科医と60代くらいの女性患者が話している内容が気になりました。歯科医が「だいぶ隣が傷んでいますね」と言うと女性が「歯が?」と返し、また歯科医が「そうです、ブリッジが無理になってくるかもしれませんね、相当傷んでいるので」と言うと女性が「歯が?」と返す。こんな感じで終始歯の話しかしていないし、ここ歯科医院だし、歯の話以外とりたててするところでもないでしょうというのに、女性はその後も何度も「歯が?」と聞き返すので、私はいい加減歯科医が「これはあなたの歯の話ですよ」と前置きしてからさらに「あなたの歯の話です」と後づけしてくれないものかと思いました。そんなことを考えたり心の中で突っ込みをいれたりしていたので散り散りになりがちだった私の不安な気持ちは「歯科医でする歯以外の話」を妄想することで落ち着きをみられたような気がしました。