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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

素晴らしいツヤ

長子が中学生になりました。つい先日産んだような気もするのにもう中学生。まあ流石に本気でそんな気がしているわけではありませんが、あれよあれよと年月が経っていったのは本当です。中学校入学式は、小学校入学式ほど我が子の成長を感慨深く喜ぶふうでもなく、小学校卒業式ほど涙を誘うものでもなく、いやーここまで来ましたかと来し方行く末を暫し考えるセーブポイントのような感じでした。

 

来賓がらみの祝辞や挨拶はどの式でも同じさまに退屈なものなのですが、1人ツルぴかに禿げている来賓があり、その禿げ具合が見事で禿げるならこうありたいと思わせるような皮膚の張りテカり。頭髪が抜け落ちたというよりは新たな美しい土壌が生まれたと形容したいような禿げっぷりで、サイドに若干生き残っていそうな毛穴がありましたが、そこから生ずる頭髪も頭頂部を見習うべきだとばかりに剃り落とされておりました。その来賓の名前が「あきたか」というものらしく、漢字はわかりませんが、式の進行を務める副校長が「てるたか」と紹介してからすぐに「あきたか」と訂正していました。「てる」は「照」にちがいないのは自明でこの人を「照」と称したいのは見る人すべてが抱くところであります。訂正された「あきたか」の名に「あきたかかよ!」と言いたくなるような「てるたか」然とした男性でした。

 

副校長はその後の来賓紹介で再び「てるたか」と言いましたが、訂正をしませんでした。式の終盤だったので言い切りたかったのかもしれません。「あきたか」氏はその見事な頭部をぺこりと下げて「おめでとうございます」と言いました。式のあと、知人のPTA本部役員に「あきたか」氏の本当の氏名を確認しましたが、やはり本名は「あきたか」で間違いがないとのことでした。「あきてる」か「てるたか」、どちらでもいいから「照」が入っているべきだと思ってしまうほど「照」がふさわしい人でした。