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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

桜の季節が巡って来た

子供たち

思い出そうとすれば、ランドセルを背負った長子と初めて「行ってきます」「行ってらっしゃい」の挨拶を交わした場面を鮮明に思い出せる。同じ幼稚園から同じ小学校に上がる子が多かったので「大丈夫だろう」とは思っていたけれど、「大丈夫かな」と心配しながら送り出した。紺色のランドセルはピカピカしていて中には同じくピカピカの筆箱と鉛筆と消しゴムと下敷きと連絡ノートが入っている。

初めての登校どころか産声すらクリアに思い出せる。

 

いつの間にこんなに大きくなったのだろう。身長は私の目のあたりまで伸び、手足は細長くなっている。ランドセルはくすんで小さく見え、笑顔はあの頃のまま愛らしい。長子の部屋には中学校の真新しい通学鞄と体操着が置いてある。制服はまだ仕上がっていない。この春から中学生、いつの間にこんなに大きくなったのだろう。

 

ついつい、小学生の長子との別れだと感傷的になってしまうが、中学生になっても今まで通り、朝に送り出して夕方に迎える毎日が続く。長子は新しい生活に不安と期待を抱いている。「中学校ってどんな感じ?」と尋ねてくるので、「勉強はちょっと難しくなるけど、バカみたいに楽しかったで」と答える。本当にバカみたいに楽しかった。部活も友情も勉強も恋愛も真っ向勝負だった。…いや、友情と恋愛あたりは駆け引きもあったな…。

 

私が小学生の長子を感傷的に求め続ければ長子は窮屈になるだろう。卒業式はもう間近だけれど、過去にしんみりするよりも中学生の長子を楽しみに成長を喜ぼう。

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 でも、こんなんもらったら泣くに決まってるやーん。

 

今週のお題「卒業」