ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

警備員

ホームセンターが好きで、我が家から最寄りのふたつの店舗に頻繁に通っている。キャットフードくらいしか買うものがなくても工具売り場あたりをぐるりと歩き、大量のボルトやナットに手を突っ込み、蛇口をひねり回し、合板を撫でて、トグルスイッチをいじり倒す。

 

ホームセンターには車で行くのだけれど、ホームセンターAの道路から駐車場への入り口には警備員が3人もおり、その3人は体型も様子もそっくりでブルドックのような人間だ。ひとつの入り口に3人は多過ぎるが、おそらく右担当、左担当、正面担当に違いない。もしくは、3人を別々の場所に配置すると体調が悪くなったりするのかもしれない。しかしながら、困ったことにブル警備員たちのゴーサインのタイミングがバラバラで、こちらとしてはどのブルの指示に従えば良いのかが分からないのだ。結局、警備員が一人もいない入り口の如く、私は自分で安全確認を万全にして車を入れることになる、実際はブルが3人もいるのに。

 

ホームセンターBの駐車場から道路の出口には警備員が一人いる。その一人は常に赤い棒をせわしなく振り回し、出るにしても止まるにしても急かされているような気分になる。その警備員は首も頻繁にグリグリと回し、全方向から敵に迫られているかのように緊迫した表情をしている。そんな風にしていると命を縮めるのではないかとこちらが心配になるほどだ。急かさせるけれど、慌てて道路に車を出すのはやはり恐いので、私はゆるりとブレーキを放し車を進める。今日もそうやって車を出したら原付ライダーがシンプソンズのように目を飛び出させて驚いた顔をこちらに向けながら、私の車の鼻先を通り過ぎていった。原付ライダーからすれば、警備員がいるのに何故車が出てくるのか、と驚いたのだろう。私も驚いた、原付ライダーの表情と警備員のザルの緊迫誘導に。

警備員の短命の心配をしていたのに、自分がよそ様の寿命を縮めてしまうところだったことに腹立ちひとしお。