読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

合唱

次子のクラスでボランティアをしてきました。授業の補助的なことでほんの20分くらいのお手伝いです。集まった親は女性ばかりで8名ほど。平日午前にしては多いのではないでしょうか。多分その協力姿勢に気を良くした担任の先生が「次の授業は音楽で合唱をしますので、少し聞いて行かれますか」と提案してくれました。母たちが「じゃあ少し見させてもらいます」と口々に言うので私も追随しました。

でも実は、私は出産を経験する前から、子供の合唱とか音楽に合わせた行進とかが苦手なのです。かならず泣いてしまうのです。「感動」ではないと思うのですが、得体のしれない何かが沸き上がって来て泣いてしまうのです。それは我が子が絡んでいてもいなくても発生してしまう現象で今回は参観ではない状態、つまり保護者は8人だけの状態なので目立ってしまっては…と多少の不安もありました。いざとなったらどうでも良いことを考えて合唱を聞かないようにしよう、と考えていました。

 

合唱は「翼をください」でした。ビックリするくらい下手でした。ビックリしました。音程を外す児童たちが声を張るという最悪の合唱パターンでしかもソロパートまでがあり。ソロパートは多分、俺がやるぜ野郎がかっさらっていったことが容易に分かる配置で高らかにソロでサビ部分を。先生、なんでこんなの聞かせようとしたのよ…と絶句する出来栄えの合唱。富とか名声とかいらないからってより、音程を求めろよと内心ツッコミを入れまくりで。

これは一体なんでしょうか…と唖然としていた辺りで児童たちは横揺れを始め、手拍子を打ち始める始末。ジャズフェスか。怪し過ぎる新興宗教の礼拝でも見ているような気持ちになっていたら横に並ぶ母親たちはにこやかに微笑みながら手拍子をしていました。私はリズムに合わせて手拍子をすることも出来ないほどのリズム音痴なのですが、子供たちの翼をくださいには何のリズムも合わないことが分かりましたので適当に手を打ちました。私は涙してしまうことを懸念していたのですが、死んだ魚のような目をしていたかもしれません。横に並ぶ母たちは母の鑑だなと感心し、なによりも、担任の先生があのクオリティの合唱を「特別に見ていってくれてもいいですよ」な風に勧めてきたことに驚きを禁じ得ませんでした。