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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

星空

次子(小4)の宿題でオリオン座の観測がありました。午後7時と午後9時にオリオン座を見つけて用紙に記録を取ります。方角と高さを比べて移動していることを確認するのです。そのさまはまるで天動説的観測でした。東から南寄りにオリオン座が移動している、と。

 

宿題としては昨夜と今夜のものだったのですが、昨日は曇天で観測出来ず、今日は綺麗に満月とともにオリオン座が観測できました。オリオン座の他にも東京にしては多めの星が見えていました。スカイツリーも鮮やかに見えました。次子は「星、今日はいっぱい見えるなー」と喜んでいましたが、私はやっぱり東京は晴れていても星が少ないと不満でした。

 

私は山の上で暮らしていたので星と近い生活でした。夜空にはガヤガヤと星が見えていましたし、流れ星も特段珍しいものではありませんでした。私が小学生のときにもオリオン座の観測が宿題として出されましたが、星がたくさん見えすぎてオリオン座を探し出すのが多少難しかったりもしたのです。他の星々でも結べばいくらでもオリオン座の形になりました。

星が飽きるほど見られた環境でしたが、飽きることなく星を眺めました。姉たちと3人でジャージとウィンドブレーカーとその他の衣類を着込んで真冬の道路や屋根に寝そべって星空を眺めました。ウィンドブレーカーのポケットには飴玉とチョコレートを入れていました。時折それらを口に含み、おしゃべりをしながら夜空を眺め続けるのです。姉たちが大学に進み、家を出て、私は1人になりましたが、屋根の上で空を眺める習慣は私が家を出るまで続きました。

 

星空を見ていた私の子供時代と比べて、今の私の子供たちは星が遠いなと思い、なんだか可哀相だなとも思いましたが、たくさんの星を見て育って、それが見られない毎日になって星不足にガッカリするのと、星を少ししか見ずに育ってたまに山などにいってたくさんの星を見て「こんなのは初めてだ」と感動するのではどちらが幸せなのかなと考えて、何が幸せで何が不幸で何が可哀相かなんて決められないものかもしれないな、と人生について考えたりもしました。でも姉妹3人で星空を眺めた時間は間違いなく素晴らしいものでした。