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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

食べ物は悲しい

つれづれ

母が死んだ夢を見て、大泣きしながら目覚めた。目覚める少し前にうるさいなと思っていたのだが、それは自分の泣き声だった。目と髪と枕が涙で濡れていて、夢だったと分かって少し安心したけれど、心の中に悲しみは広がったままだった。夢の詳細はさらさらと消えていったが、夢の中ではまだ母は働いており、実際働いていたころと同じく弁当を持って出勤していた。母の死ののち、その弁当箱を見て嗚咽が止まらず涙がザーザーと流れたことが記憶に残っている。

 

祖母が事故で死んだあと、冷蔵庫の中に残された食材が悲しかった。新聞記事には事故の詳細として、祖母が蝋燭と大根を買っていてそれが現場に散らばっていたとあったのだが、大根のことが書かれたことが嫌だった。祖母が食べるはずだった大根のことを書かないでほしかった。祖母の娘である母は、祖母が作った料理が盛られてあった皿を洗いながら泣いていた。

 

食べ物は悲しい。