ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

PTAのヌシ

何年間もPTAをやっている。PTAとは基本的に全教職員と全保護者が加入しているもの(学校や地域によるだろうけれど)なので、小学生をもつ親なら係わっていない人が稀有なのだが、私は本部や下部組織で連続で役員というものをやっている。

私の子供の小学校はポイント制で、必ず何かをしてポイントを稼がねばならず、2才差で3人の子持ちの私は子供1人1人に課せられたポイントを短期で(と言っても数年かかる)取得するため、獲得ポイントの高い厄介な役割を選んだ結果なのだ。

 

積極的にPTAに係わりたいつもりはないのだけれど、傍から見れば「PTA大好き母さん」に見える。しっかり者とか。片づけ好きな性分なので、夥しくある雑多なことを簡素化したり、公平になるように工夫したりと、ある程度の「活躍」を一助的にしたのは確かなのだけれど、それは盛り上がり過ぎたPTAを冷却する方向だった。

 

しかしながら、顔見知りの保護者たちから「星野さん!星野さんに会ったら聞こうと思っていたの!」と話しかけられたり、「やっぱり詳しいよね、助かったよ、ありがとう」と感謝されたり。そういうことが年々増えていく。私は「良い人」ではないので、あまり親しくない人に頼られると重荷に感じる。ようやく今年度でポイント取得が完了して役から解放されるので、心底やれやれと思っているのだけれど、時々「来年、一緒に役をやってくれない?」と頼まれる。そして、ふと気づいた。

 

「良い人」はこういう周囲の流れに乗ってPTAの主みたいになるのだ、と。そして毎年同じ任務をこなしながら手慣れていき、仕事を手広く、新参者には対処できないボリュームに仕上げてしまうのだ、と。まあ、私の見たPTAの世界なんてきっと氷山の一角なのでもっと色々あるのだろうけれど、一角の形を発見した気がした。