ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

子育てと自意識

子育ては自意識との戦い、いや自意識を押し込める場面の連続かもしれないと思った。今日、末子のクラスのイベントで「親子でストリートダンスを習おう!」というものがあった。子は親に参加して欲しがり、親は子の希望を叶えてやりたい、そしてダンス講師は面白い見せ場を作りたい。面白い見せ場とは親が集団で滑稽に躍るという珍妙な光景だ。そこでダンスに覚えありの親がいたとしても、その人には見せ場は与えないのが講師の腕だ。下手であればあるほど盛り上がるので、ほぅとさせてはならないのだ。人前で踊ることは出来ない、と見学側になりたいのは山々なのだけれど、それは我が子をガッカリさせる。

 

私はスポーツの類いはチームワークを除けば得意なのだが、リズム感がいかんともしがたく。手拍子ですらまともに打てない。さらに右と左がよく分からない左右盲なので指示通りに体重移動が出来ない。ダンスなんて苦手どころの話ではない。しかもストリート系。危険を伴うくらいの挙動だ。

結果、その講師の作りだした面白い見せ場をどうにかこうにか怪我なくこなした。末子は嬉しそうにそれを眺めていた。良かったね、ってなもんだ。

 

自分はこうありたいとか自分はこうでなければならないとか、そういう自意識は親子で愉快に社会と接する時の障害になることがある。もともと愉快な人物ならば苦も無くこなすことなのかもしれないけれど、くそ真面目なタイプの私には難しかったりもする。しかしながら、そういうことを幾度もこなしていくうちにまるで自分が愉快な人物であるかのように感じることもある。そしてそれは意外と楽しい。