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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

あのね

関東に住んで10年以上経つけれど、ずっと関西弁を喋っている。尊敬・謙譲・丁寧語はそれなりにマトモに使えていると思うのだけれど、どうしても標準語スピーカーと認識を同じに出来ない言葉がある。標準語は日本語の標準で関西弁はひとつの方言なので、関西弁圏を出たら認識を標準語に合わせるべきとは思うけれど、これだけは!と思ってしまう言葉。それは「あのね」。

 

テレビの県民特性を扱う番組でも取り上げられていたので、知っている人も多いとは思うけれど、関西弁では「あのね」は丁寧語だ。丁寧語であり、「申し上げます」という意味合いをもった謙譲語ですらある。ビジネスシーンでは「お時間よろしいですか」くらいも含むかもしれない。友達には決して使わない、教師、上司、客に向けるべき言葉。「あのねぇ~」と発音してしまうと、他人に文句を言う場面になるというのは標準語と同じイメージだと思うけれど、「あのね」と簡潔に音を切る場合は丁寧語なのだ、関西では。

人に聞くと、関東では「あのね」ではなく「あのですね」と言うらしい。ほんと?それって私からすると逆接の雰囲気が漂って文句っぽく聞こえるのだけれど。

 

末子が担任との通信に使っている帳面には「せんせいあのね」と印字されている。文具メーカーが販売しているもので、「漢字練習帳 200字」と同じように「せんせいあのね」と。私も小学校低学年の時に担任に毎日提出する日記帳として「あのね帳」というものを使っていた。

 

ここは「せんせいあのですね」と印字するべきでは?「あのですね帳」とするべきでは?国語の習い始めの小学校低学年で徹底してくれていれば、私は「あのね」を丁寧語と認識しなかったのに!とかちょっと思う。しかしながら、「あのですね帳」に何かを書いている我が子は見たくないな、とも。