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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

小学生の時、クラスメイトとうまくいかなくて一緒にいられなくて、よく図書室に行った。うまくいかなかった原因は私以外にもあったし、私自身にもあった。図書室では目についた本を読んでいたが、面白そうな本を読み切ってしまったあとは「おはなし」の棚を端から順に読んだりもした。本をちゃんと読んでいると時間は経過するし、嫌な現実から少しだけ距離を置けた。

 

周囲の大人はそれを気にしていたかもしれないけれど、私が嫌だったのは私の状況を知っているクラスメイトが意地悪気に「すみれちゃん、みんなと遊ばないのは夏バテやから?」などと言ってきて、私が少しのプライドから「そんな感じかも」と返事をするやいなや、クラスの皆に向かって「すみれちゃん、夏バテやってー!」と告知した、そのようなことが嫌だった。

 

私の場合で言えば、大人を頼りにしようとは思わなかったし、逃げ場所は図書室しかなかった。9月1日よりも夏休みが辛かった。みんなが約束をして遊んでいる時に自分には何の予定もないこと、夏休みの日記に友達が一切登場しないこと、再び教室に入ることを想像すること、暇があればそのあたりの思考に苛まれ続けた、少しの改善の期待と共に。いざ新学期が始まれば、不安は現実になるので意外と過ごせた。図書室に逃げながら。

 

今、大人たちが図書館についてあれやこれやと考えているらしい。色んな考えの人がいるのでそれにとやかく言うつもりはない。子供の逃げ場所がいくら増えても「自殺」という逃げ場所がある限り厳しいかもしれない。こんな時に宗教的な「自殺をすると地獄に落ちて自殺の場面から永久に逃れられない」とか、そういうような「教え」が有力なのかもしれないとも思う。しかしながら、それでは苦しんでいる人に更に強烈な苦しみを見せて現状の苦しみにとどまらせようとしているだけかもしれない。なににしろ、子供は大人を、自分の親であっても、そんなに信頼してはいない、と私は思っている。

 

トピック「図書館」について