ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

間違いを反芻

夕方のニュースで「突然の豪雨に電話ボックスで阿波踊りする人も」と言っていたのでギョッとした。小さな密室で狂乱するくらいの豪雨ってどんなだよとフフっとなったが、んなわけあるかと大人の思考とともにアナウンサーが読み上げた音を脳内で繰り返し、「突然の豪雨に電話ボックスで雨宿りする人も」の聞き間違いだと分かった。

 

先日、子供たちと郷土博物館的なところに行って、そこの学芸員の説明を聞いた。学芸員は来場者との言葉のキャッチボールを楽しむ質の人らしく、「ハイ、そこの人、どうですか?」などと質問を投げかけ、さされた来場者の答えを受けて「そうですね、その通りです。ここは…」などと流暢に話していた。

昔の人がお金を隠しておく甕を見せて、「ハイ、そこのお母さん、大事なものはなんですか?」と私をさした学芸員に、私は「命!」と答えた。学芸員は一瞬の困惑顔を見せたのちに「そうですね、でも日常の生活では?」と重ねて来たので私は「信念とか信条」と答えた。学芸員は真顔になって「お金も大事ですよね」と言い、そのまま説明を続けた。私は少し申し訳ない気持ちになったけれど、自分は間違っていないと少しの腹立ちも覚えた。「信念とか信条」と答えた私は悪ふざけだったけれど、「命!」と答えた時には本気だったのだもの。