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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

オチ

つれづれ

今、今までになく「下書き」に書きかけが溜まっている。私は書き始めてから内容を決めていくような、まるで磯野家の隣人のイササカ先生のような(イメージ)書き方をしているのだけれど、書き始めと違った風に進んでいくと「こんなはずでは…」となってしまうことがある(文豪気取りで)。緩くイメージしていた終着点と全く違ったところに行こうとしている自分をコントロール出来ずに、書きかけのまま「公開する」ではなく「下書き保存する」をクリックしてしまう。そして下書きに保存されたものは後日にはどうでもいいものになっている可能性が高い。どうでもいいものは消去される運命にある。

 

現実を見れば、私は日々「どうでもいいもの」を垂れ流している。ならば書きかけでも何でも公開してしまう、というのもアリかもしれないけれど、私なりの美意識が「オチ」をつけろ、と。「オチ」と言ってもみんなが「ワハハ、なるほど」と笑って納得して終わるような漫才的なものではない。それなりの落としどころというか、自分が「おしまい」と思えるような何か。ここでグダグダと自分の美意識を言おうとも、今までも今も(きっとこれからも)「オチ」の段階で私は酒気帯びであるので「オチ」なんて立派な締めはハナから存在し得ないのかもしれないけれども。

 

「オチ」として思い出すひとつのエピソードをここでの「オチ」にしてみようか、と。

小学高学年だったとき、クラスメイトの美緒ちゃんが「昨日な、お父さんがいつもより早く帰って来てな、なんでやろーって思ってたらな、お父さんがメロン買ってきててん。お母さんがメロンを切ってな、お姉ちゃんとヒロくん(弟)と食べてん」と言った。美緒ちゃんの「食べてん」のあと、「で?で?それで?」と期待していた私に美緒ちゃんはニコニコしたまま何も語らず、私は「へぇ、そうなんや」と言った。メロンが腐っていたとか、メロンではなく冬瓜だったとか、黄緑色のヘルメットだったとか、ボッカチオの100話のお話だったとかのような、「当然期待されるオチ」がなく。

 

「オチ」と「メロン」と「美緒ちゃん」は私の中でリンクしている。