ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

ペルーの匂い

関東に引っ越してから風が強いなとよく思う。風があるせいで夏も関西よりは辛くないような。

 

風が強いことの影響をそんなに考えていなかった10年ほど前、風呂場の窓を開けたまま出掛け、帰宅後見ると風呂場一面が砂だらけになっていて驚いたことがある。なにこれ泥棒に入られた?と焦ったが砂の上に足跡はない。残る可能性は砂かけ婆か。婆が出たか。

 

どうやら黄砂だったらしい。春の強風で吹き込んだ様子。それにしても風呂場一面の砂は圧巻だった。ペルーの匂いがした。以前働いていたところでは世界各地の方々から封書が届き、それらを開封するとそれぞれ独特の匂いがした。カナダとアメリカの匂いは似ていたが違ったし、タンザニアタンガニーカザンジバル)からの封書は糊の匂いが強かった。そしてペルーからの封書は決まって砂の匂いがした。実際砂の匂いだったのだと思うけれど、私の中で「南米は砂」のイメージがあるせいかもしれない。そのイメージはマルコからきている。「母をたずねて三千里」のオープニングの映像でマルコの立っているところが砂だらけだったので。ポンチョに風をはらませるという歌詞もあったので風と砂と言えば南米のイメージになる。ところがその歌詞のタイトルは「草原のマルコ」なのでなんともわけがわからない。そしてマルコの目的地がアルゼンチンであることは分かっているけれど、ペルーを経由したかも知らない。イタリアからならペルーは経由しそうにない。

 

春になると黄砂を感じ、黄砂を感じるとかつての砂かけ婆出現を思い出し、ペルーやらマルコやらを思い出す。

 

 

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