読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

明日

明日は私たち夫婦の結婚記念日。14周年らしい。明日が15年目0日。本当は出会ってちょうど1年になる4月に籍を入れようと決めていたのだけれど、待ちきれずに建国記念の日に入籍することにした。祝日だから毎年一緒に祝えるね!と。

待ちきれなかったのは私か夫か。多分、と言うか、絶対私だ。ずっと結婚願望はなかった。お母さんになりたい希望はあったが、30才までにお母さんになれるといいなくらいの気持ちだった。のちに、でき婚こそ幸せな婚姻スタイルだと羨望する不妊期間を経験するのだが、結婚したときには子供のことはあまり考えていなかった。ただ、夫と結婚したかった。

建国記念の日、役所は休みだった。婚姻届は事前に貰っていて、郵送で夫の父と夫の母の父に証人として記名してもらっていたので、届けは役所の裏口のようなところに提出した。寒かったけれど晴れ晴れとした気持ちの良い日だった。休日用窓口にいた人は作業服の老人で事務的に受け取り、「受理の日は今日になるけど、処理するのは役所の開いてる日だからね」と事務的に言った。その事務的老人に私たちの写真を撮ってもらった。私たちが夫婦になった日の写真だ。事務的老人は事務的にカメラのシャッターを押した。

記憶を脳内で蘇らせると老人の事務的な所作が今更ながら気になるけれど、当時23歳の私たちは幸せいっぱい過ぎて気づいていなかった、もしくは気づかないことにしていた。

もう14年も経ったのか。事務的老人は元気かな。