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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

いじめる側のこと

つれづれ

以前イジメの講演会に出席した際には、講演内容が被害者についての悲惨な話がメインだったので、我が子がイジメにあったら…と被害者側のことばかりを考えていた。その時、我が子がイジメにあったら - ひっそりと←こんな記事を書いたのだが、この記事にさっこ(id:plutan)さんから「いじめる側になったときのことも考えるべき」といった内容のブックマークコメントをいただいた。

その時は「我が子に自殺させてなるものか」と息巻いた心境だったのでいじめる側についてはあまり想像できなかったが、今になって考えないといけないなと思い始めた。そういう出来事があったので。

 

長子のクラスで昨日、ある男子を嫌っての「〇〇菌」みたいなタッチ回しがあったらしい。長子によると自分にタッチが回ってきた時にはそれが「〇〇菌」だと気づかずにタッチを回したけれど、あとでそれが〇〇くんを嫌ってのことだと知って、「良くないと思ってん」と帰宅後話してきた。それは休み時間などの担任が教室に不在の時に行われていたらしく、担任は知らないらしい。そして〇〇くんも気づいてないと思う、と長子。

 

長子は「タッチを回した時は気づかなかった」と言っていたが、本当は気づいていたかもしれない。長子の言う通り気づいていなかったとしても、もし初めに気づいていたらタッチ回しを自分でストップさせられていたかは怪しい。と言うか、皆が楽し気にタッチを回している空気を壊す役目を引き受けるのは勇気がいると思う。

そして、〇〇くんは自分のタッチを回されていることに気づいていないわけがない。

 

「こういうのやめよう」と言えるのがベストなのだろうけれど、空気に飲まれるのも分かる。タッチ回しをしている当人たちは楽しい遊びの一種なのだろうけれど、〇〇くんは傷つかないわけがない。

 

長子からの言葉しか状況を想像する材料がなく、「そっかー、どうしたらいいのかな。今日の一回だけで済むならまだいいけど、これからも続くかな、ちょっと心配やな」と言ってみると、長子は「前から〇〇くんが嫌われているような様子はあった」と言う。

長子は〇〇くんと仲が良いわけでもなく嫌ってもいない様子で、家での会話に名前が今まであがったことはほとんどない。「今日の休みは〇〇くん、風邪やって」くらい。

 

しばらく話したのち、長子が「ノートに書いて先生に報告するわ。先生に直接話してたら他の子が『なに話てんの?』ってなるかもしらんから」と言ってノートに書いていた。あとで読ませてもらったら、出来事の説明(自分もタッチ回しをしたと書いていたのでちょっと安心した)と先生への助力のお願いだった。

 

先生がどんな助力をしてくれるのかは分からないけれど、長子がイジメる側になり得るということがとてもよく分かった出来事だった。何事につけ、先輩の話は聞いておくべきだと思った。子育ては先回りは良くないけれど、心構えとしては我が子より年上の子供をもつ方の経験談を聞いて「有り得ること」を知るのは必要だな、と。