ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

かまくら

明日は東京も雪が降るらしく。子供たちは天気予報の「明日は関東南部でも雪が…」に興奮していた。東京では雪が積もったくらいでニュースになるが、私の育ったところではよく雪が積もったし、田んぼが凍りついたので長靴スケートを楽しんだ。

 

私の育ったところでは雪は雪合戦が出来るほどには積もるけれど、かまくらを作るほどには積もらなかった。それが小学5年生の時、ちょうど今時分だったかな。とてもたくさん雪が積もったので、かまくらを作ることになった。私の小学校は1学年1クラスで私の学年は23人(男子9人、女子14人)、保育所からのほとんど変わらないメンバー。今でも出席番号順に全員の名前が言える。今西から始まって吉田で終わる23人。

 

かまくらを作るぞ!と言い出した担任はその日の授業をすべてかまくら作りに変更した。1時間目から給食をはさんで5時間目まで。校舎の北側の日当りの悪いところに場所を決めた。23人と担任の24人で雪を運んだ。一輪車に載せて運んだり、雪だるまを作る要領で丸めた雪玉を転がして来たり。担任の指示に従って大人の背よりも高い山を作った。手袋が濡れても手がかじかんでも誰も休んだりしなかった。そうして出来た雪山の上に順番にのって踏み固めた。雪山の上から見下ろす級友たちは誰もが笑顔で近づく完成にワクワクした表情をしていた。

 

最後の作業で内部をくりぬいた。大きな大きな雪山の割にくりぬける量が少なく感じた。覗き込むと暗く灰色で狭く見えた。

 

何人入れるだろう、と順番に中に入った。狭く見えたけれど、みんながキュウキュウに詰めたので全員が入れた。担任は入れていなかったかもしれないけれど、そこは記憶にない。みんな入ったー!とみんなで喜んだ。

 

高校1年生の時にそのうちの1人が自殺をした。

そして先日、もう一人が亡くなったと連絡を受けた。癌だったらしい。

 

みんなでかまくらを作って、楽しかったね…。