ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

不妊専門外来に通っていました

結婚前と結婚後しばらくは「避妊しなければ妊娠してしまう」と気をつけていた。その後、赤ちゃんが欲しいと思い始めた時には「避妊をしない」しかなかった。それで妊娠すると思い込んでいたので、タイミングを素人なりにバッチリ合わせたはずなのに妊娠しないので大いに焦った。

 

大阪で有名な不妊専門外来に通院する一方で、近畿地方や中国地方で子授けで有名な神社を巡り、子宝のお守りを肌身離さず携帯した。医学と非科学、藁をもすがれ!な精神状態。

 

はてなのトピックで「婦人科の内診について思うこと」が上がっていたので思い出話でも書いてみようか、と。

 

当時、私と夫は24歳だったか。インターネットで「普通の避妊しない性生活を送っていて2年間、もしくはタイミングを計って6ヵ月間妊娠しなければ不妊の可能性あり」と知ったので、6ヵ月経過するやいなや基礎体温表を持参して不妊外来へ赴いた。

 

24歳の夫婦なので、不妊専門外来では当然通院者の平均よりずっと若年だった。医師も「まだ24歳だから焦らなくても」と言った。私と夫も年齢を気にして焦っていたわけではないので、そのあたりでは他者と違ったかもしれないけれど、「一生我が子を抱けないかもしれない」という焦りに関しては差異はなかった、と思う。

 

各種検査を受けたのだけれど、その中には内診を経るものも多くあった。その時の私の心境は「見てくれ!どこがどうおかしいのかを!」だった。ジーンズを脱ぐこともパンツを脱ぐことも全く気にならなかったし、独特な内診台に載ることにも抵抗は皆無だった。いや、初めての時はどうやって載ればいいのかを思案したので多少の抵抗はあったと記憶しているけれども。2回目以降は「なんとか赤ちゃんが出来ない理由を教えてくれ、先生!」な気分だったので「どうぞ見てくれ、先生!」だった。

 

不妊がらみでは、女性側の検査は長期に及んで多種ある。女性は生理周期によって「出ているべきホルモン」などが検査対象になるので、時期をみて検査する必要がある。男性は「出すモノ」がマトモであればそれ以上は検査の必要はほぼ無い。私たち夫婦の場合では、私が2周期(2か月弱)の検査を受けたあたりで「では、男性側はどうでしょう」となったので夫の「出すモノ」の検査に至った。

 

私が通院していた不妊外来では「朝出したモノをすぐに持参→検査」の流れだったので、夫が出したモノをプラスティックのケースに入れて私が持参した。私の診察のついでがあったので私が持参する運びになったのだけれど、「モノ」は温め過ぎても冷やし過ぎてもダメらしく、ちょうど防寒着を着る季節だったので胸元にプラスティックケースを入れて電車に乗って病院まで行った。

 

男性はそのような検査に抵抗感がある、とかを聞いていたので少し遠慮がちに「ねぇ、アナタの精液の検査をしないといけないって。このケースに出して…、ね?」と恐る恐る夫に言ってみたら、夫はまるで(10年後の)ローラの如く「オッケー!」と快諾したので拍子抜けしたことを思い出す。

 

私も夫も「妊娠」に向かっていたので「恥ずかしい」という気持が薄かったのだと思う。とは言っても婦人科の内診は基本的に恥ずかしいスタイルなので抵抗があって普通だと思う。そこで、もちろん信頼し得る医師であることは前提だけれど、「自分を診てもらいたい」の気持ちが強ければ内診への抵抗は減るのでは、と思った。診察に来るに至った状況(定期健診でも)に捉え方の重点をおいて診察台に向かえばちょっとは抵抗感を軽減出来るのでは、と。ま、患者に嫌な気持ちを抱かせるような挙動をする医師は駆逐されるべき!だとも思うけれども。