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ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

宗教による疎遠

つれづれ

母方の親戚、と言っても母は2人姉妹なので叔母一家のこと。

 

母の妹は戦後急激に広まった新興宗教に少女時代に入信した。友達に誘われて、らしい。

母の妹は、自分の両親と姉も入信させようと熱心に誘った。両親はしばらくして入信。母は妹と両親から入信を薦められる日々を送ったらしい。

 

が、母は変わっている。漫画家の蛭子能収氏とよく似た「通じない」感じがある人だ。

その母は家族はもちろん周囲でも大人気(?)になっている宗教に入信することを断固拒否した。

 

母によると、妹と両親は連日その宗教のお偉いさんを自宅に連れて来て母に入信を迫ったらしい。

ま、母じゃなくてもオカシイと思うよね、その流れ。でもその流れの真っただ中で拒否できる神経は割と凄いと思う。まだ母も学生だったころだし。

 

結局母は入信しないまま、熱心な信者に囲まれて、それから父との結婚まで10年以上その家庭にいた。普通の神経なら家を出ると思う。

 

母と妹とは結婚後疎遠になった。両親を介して会うことはあっても仲の良い状態とは言い難い感じ。妹は姉がその宗教を嫌うので姉を嫌う。姉はしつこく入信をいつまでも薦める妹を鬱陶しく思う。

 

妹はその宗教の信者と結婚した。私のイトコにあたる子供たちももちろん入信し、一家全員が熱心な信者。

私たち姉妹とイトコも親しくなく、お互いの結婚式に招待しないされない間柄。

 

ま、宗教は自由なのでそれはそれでいいのだけれど、私の中で衝撃だったのは。

 

母の母(私の祖母)は、亡くなる数年前にその宗教から離脱した。それはもう祖母にとっては一大決心だったに違いない。祖父はすでに他界しており、祖父の葬儀はその宗教の方法で行ったのだけれど、祖母は1人で離脱を決めた。

 

祖母の心の中で何があったのかは知らないけれど、宗教は自由だ。

祖母が離脱する際、ものすごく嫌がらせを受けた。同じく信心していた仲間から。

 

そして祖母は平和に新興ではないお寺の檀家になり、数年後亡くなった。高齢だったけれども急死した祖母をかつての宗教仲間たちが嘲笑っていた。

「〇〇をやめたから地獄に落ちた」と。

 

そして叔母も祖母の葬儀に来なかった。実母の葬儀に出ないという選択。

 

宗教は自由だ。でもこの一件はあまりに酷い。