ひっそりと

いろいろ思うところをつらつらとつれづれに書いてみようかと。Qka_hsrt☆yahoo.co.jp

生家

私は汚い家で育った。

人間として、ではなく、物理的に不潔な家。衛生的にとでも言うべきか。

 

ダイニングテーブルはあったけれど、モノが山積していて使えるものでは無かった。

ダイニングチェアの上は洗濯物が山積。洗濯物を畳むという概念は我が家に無かった。

床は「足の踏み場もない」状態。

 

コタツは比較的スペースがあったのでそこで食事やら宿題やらをした。

が、食べこぼしなどがそのままで拭かれていないので、コタツテーブルの上に新聞を敷いてその上で食事や宿題。

台拭き布巾はたまに使っていたようだけれど、たまに使うだけで干さないので臭くてヌルヌルしていた。食器を拭く布巾はハナから存在しなかった。

 

 

食器は使う分だけ洗う。調理器具も使う前に洗う。

それまで放置。ヌルヌルしていても放置。

 

冷蔵庫を開けると腐敗臭がした。ゴキブリが住んでいた。ネズミも住んでいた。

そして人間は家族5人。両親、姉二人、私。

 

今から考えれば、それだけ汚いなら何とかしなさいよと思うのだけれども、子供は良くも悪くも順応性のみで生きているようなモノなので、私も「汚いな」とは分かっていたけれどそれがウチなら仕方あるまい、という思考しかもてなかった。

 

そんな家に18歳まで住んでいました。